DIIIGとワイズエッグの社長日記。

起業してはや14年。毎日が刺激だらけで楽しい毎日を送ってます。2018年11月地域のおでかけ促進プラットフォームDIIIGをワイズエッグより独立事業化。2019年は地域のフカボリをガッツリ進めていきます!

実験! フリクションペン!!

ども。ワイズエッグ秋國です。

先日ひょんなことから、フリクションペンについてのお話をすることがあった。

ある会話で。
『ノートに書いた情報が消えるからやっぱボールペンですよねー。』
『そうですよねー。』
『でも冷蔵庫に入れたら戻りますよねー』
『え?せやっけ。』
って感じに。

現象でいうとこういうことです。
1、フリクションペンで文字を書く。
2、消す。
3、冷蔵庫に入れると復活。

自分の記憶が曖昧だったので、試してみることに。
うん。百聞は一見にしかず。というヤツです。

ということでやってみた。

実験目的

フリクションペンで書いた文字を消して、冷蔵庫に入れると果たして文字は戻るのか。

実験内容

フリクションペンで用紙に文字を書き、冷蔵庫で冷やした結果を見る。

利用物
冷蔵庫 (TOSHIBA制 年期30年はいっているその昔あるおっちゃんにもらった冷蔵庫)
フリクションペン (PILOT 三色 購入場所コンビ二)
A4用紙 (Askulで頼んだマルチペーパースーパーエコノミー)

環境

室内の温度 26度
天気 晴れ
冷凍庫の温度 0度以下(ここが甘いな。そして、冷蔵庫でなく冷凍庫にいれてしまった)

実験時間

開始日時 12月22日 19時
終了日時 12月22日 20時

実験の模様

1、まず題材を書きます。

2、消します。

3、更に消します。

4、もっと消します。

5、消えた!

6、冷蔵庫に。あ、冷蔵庫の写真を忘れたー。。

7、1時間後冷蔵庫から出します。あ、写真を忘れた。。

8、復活してる!?完全じゃないけども。

実験結果

完全ではないが、フリクションペンで書いたものを消したものは冷凍庫に入れると戻るという現象を確認。
何故だろうか。

理由

ぐぐったら、PILOTのサイトにのってた(笑)
www.pilot.co.jp
と思ったら、

フリクションのインキ(フリクションインキ)は60度以上になると透明になり、マイナス10度以下になるともとの色が復元し始め、マイナス20度前後になると完全に色が戻るという特性

で片付けられていた。これは理由ではないね。
フリクションインキの中身にこれは理由があるなと思い調べると。

フリクションインキは特殊なマイクロカプセルが色素の役割をはたしています。 カプセルに含まれる3種類の成分の組合せが摩擦熱により変化し、インキが透明になります3種類の成分の組合せが摩擦熱により変化し、インキが透明。マイクロカプセルに含まれる3種類の成分は、発色剤、発色させる成分、変色温度調整剤。

その成分なんやねんーw
って調べたら、こんな感じ

メタモカラーの原理は、ロイコ染料、顕色剤、変色温度調整剤を一つのマイクロカプセルの中に均一に混合し、封入して顔料化したものです。ロイコ染料とは、黒、赤などの色を決める成分ですが、単体では発色しません。しかしこれを顕色剤と化学的に結びつけると、黒、赤などに発色する特性を有しています。
メタモカラーの最大の特徴は、ロイコ染料と顕色剤が封入されたカプセルの中に、さらに変色温度調整剤という材料を追加したことです。変色温度調整剤の種類を変えることで、インキ(マイクロカプセル)が変色する温度を自由に選べます。

とのこと。
もっと詳しくはこちらを見てみよう!
開発者の人の話をきけるぞ!
http://www.pilot.co.jp/promotion/library/006/index.html

所感

1975年に基本原理が見つかり、その原理も示温剤(そういえば昔のビール瓶って冷えたかどうかわかるシールがあったな。今もあったっけ?)に使われながら、現在のペンになったのは2007年。
今度、時間があったら、マーケティングの動きを見てみたいな~。
あと、研究の模様を見てみたい。
消えたー!
戻った!
んー。ちょっと消えがあめーな!
って感じで一喜一憂してたんかな。