DIIIGとワイズエッグの社長日記。

起業してはや14年。毎日が刺激だらけで楽しい毎日を送ってます。2018年11月地域のおでかけ促進プラットフォームDIIIGをワイズエッグより独立事業化。2019年は地域のフカボリをガッツリ進めていきます!

情報の関連づけとアウトプットの関係。

ども。
ワイズエッグの秋國です。
ワイズエッグはひらめきをカタチにする会社。
てことで、今日はひらめきに関連するような内容を。

人は《情報を関連づける能力》をどのように身につけるのか。ちょいと考える機会があったのでまとめてみます。

ちょこっと文部科学省のページにはいるとそこでは情報処理活用能力についてまとめていた。
一見、情報処理の活用か〜。技術的な話かなと思いスルーしようと思ったが、以下のような報告が。

小学生について,整理された情報を読み取ることはできるが,複数のウェブページから目的に応じて,特定の情報を見つけ出し,関連付けることに課題がある。 また,情報を整理し,解釈することや受け手の状況に応じて情報発信することに課題がある。
中学生について,整理された情報を読み取ることはできるが,複数のウェブページから目的に応じて,特定の情報を見つけ出し,関連付けることに課題がある。 また,一覧表示された情報を整理・解釈することはできるが,複数ウェブページの情報を整理・解釈することや,受け手の状況に応じて情報発信することに課題がある。

といった課題があるらしい。ふむ。
見事に今考えていたことだ。
(よし、ここを起点にちょいと考えてみよう。)

どうも上位の学校では以下の取り組みを行っているらしい。

上位の学校群の教員は,下位の学校群と比べ,次のような授業の実施頻度が高い傾向にある。
・児童生徒に自分の考えを表現させること
・児童生徒に情報を整理させること 
・児童生徒に情報手段の特性に応じた伝達及び円滑なコミュニケーションを行わせること
上位の学校群の児童生徒は,下位の学校群と比べ,学校で次のようなICT活用をしている頻度が高い傾向にある。
・情報を収集すること
・表やグラフを作成すること
・発表するためのスライドや資料を作成すること

なるほど。
一言でいうと『アウトプット』ってことだね。
もしかすると、このアウトプットすることがさっきでていた課題の情報の関連づけにつながるのかもしれない。

ちなみにこちらが結果の詳しい資料
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/03/24/1356195_1.pdf

そして、問題。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/03/24/1356189_05_1.pdf


なぜ、アウトプットすると情報の関連づけにつながるんだろう。

昔、『サイエンス』誌の2008年2月15日号に、こんな記事が載ってたんだって。

「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが、脳回路への情報の定着がよい」

詳しく説明している記事はこちら。www.nikkeibp.co.jp

ほう。なるほど。
今回の課題
『情報の関連づけ』という能力を脳が手に入れる手順はもしかしたらこういうことなのかな。

今日の仮説)

Aをインプット→アウトプット→記憶する→Bをインプット→アウトプット→記憶する→AとBが関連づけやすくする。
なので、Aをアウトプットしていなければ、記憶に定着しないので、AとBの関連づけがしづらくなる。(のかも)
繰り返し行うことで、関連づけの能力を向上させることができる。

もうちょっと、ここら辺は調べてみたいな。
あと、検証方法を考えてみよう。
てことで今日はここまでー。